年功序列でもない、ジョブ制でもない。ロールという職制とは?

 弊社における評価制度のご紹介に続いてキーワードの一つである「ロール(Role)」:役割を紹介します。

 当社におけるロール一覧を下記に添付しました。ロール一覧も評価項目も、いずれも社員や現場から案を出させて経営側てまとめ直したものです。創設当初に全社員に意見を出させ集約しています。最初は大量に粒度もバラバラに100以上現場があげてきた「役割」を粒度を揃え、類似するものを纏めたりして整理し三十項目ほどになっています。(実物資料※抜粋

 それを技術系(+専門職系)、営業系、総務系に分類し体系づけています。各ロールには”ロール認定基準”が文言で定められています。

例:フロントエンドエンジニアのロール認定基準

Required:

①一人称でゼロから一人月以上の規模を持つフロントエンドアプリケーションを複数回作成している。選定された言語・環境で、環境構築、開発作業、デプロイを複数回、行っている。

②作成されたアプリケーションには最低限度の非機能要件を考慮している。(セキュリティ等)

③2年以上の実務経験

 こうして定めた基準に対して「評価シート」(Evaluation)の評価項目をマッピングして一定以上の評価を取るとロールに認定される仕組みになっています。例えば、サーバーサイドエンジニアには、プログラミングやテスト(品質管理)のスキルで良以上の評価が必須になっています。この仕組みは詳しくは後日の回で紹介いたします。

 ロールは複数持てて、複数待つ分だけ評価には加点されていきます。ロールごとに「重み」という点数を持ち。その点数が評価点に加算されて昇給に計算されます。

 ロールはジョブ制度や役職などに比べて本人のキャリア志望や、部署に求められる立場によって変化していきます。そもそも全社的にも年に一度、Roleや評価基準は見直されます。雇用を左右する”ジョブ制度”に比べて、かなり「気軽に任免」されています。

 これは会社自体のビジネスにおける社員への要求の変化にも柔軟に対応できることを意味しています。また、従来の年功序列見られるような「上に上がること」が昇給の絶対条件ではない仕組みです。いわば「横に役割を増やすこと」で昇給ができる仕組みになっています。必ずしも管理職を目指さなくても高い昇給も可能な仕組みにしています。

資料(実際のRoleシートの抜粋)

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