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ビッグデータでスマートな観光地づくりに貢献

世の中にはとてつもない大量のデータで溢れています。

あなたが朝起きてから寝るまでの間、例えば通勤途中に使ったスマホで「どんなコンテンツをどのくらいの時間見たか」、コンビニで買ったお昼では「何を食べたか?それがいくらだったか」など…様々なものが収集されデータ化されています。

世の中に溢れたデータを可視化するだけにとどまらず、データを活用して地域の活性化と生産性の向上を目指す。私たち観光ビッグデータ事業部は、観光業界の発展に貢献するプラットフォームを開発・運営しています。では、当事業部の取組みについてご紹介致します。


Park Hee Dong
(バク ヒ ドン)
観光ビッグデータ事業部
エンジニアリングリーダー

プロジェクトストーリー 04

観光ビッグデータ事業部

Project Data

プロジェクト概要

 自治体や旅行関連業向けのシステム構築

技術

 Python、TypeScript、Django、Next.js (react)、Nuxt.js (vue)、AWS

開発体制

 プロジェクト参加数

 開発メンバー4名

規模感

 数十人月


観光ビッグデータ事業部のミッションとは?

現代社会では大量のデータが飛び交っていますが、その多くは十分に活用されているとは言い難い状況です。
私たちは、観光という分野に焦点を当てビックデータ(オープンデータや統計情報など)を活用し、多くの人々へそれぞれの地域の魅力や遊び、おいしさを知って、体験してもらうことを目指す観光業界の方(以下、観光事業者とお呼びします)に向けたプラットフォームを提供しています。

実際の事例はこちらをご覧ください。https://kankouyohou.com/

具体的にはどんなプロジェクトを行っているのですか?

観光DXをキーワードに地域の観光産業をITやWeb、ソフトウェアの力でバックアップし、支援することで活性化をし地域経済に貢献することを目指しています。そのために観応に関するデータの収集・解析・可視化ツールをクラウドサービスという形でプラットホームとして提供しています。

グローバル化の進む現在「観光」は地域を活性化する切り札とも言われています。多くの国内外からのビジター(訪問者)は、訪問することで、遊んで、食べて、泊まって、地域での消費活動を活発にしてくれます。

こうしたビジターを中心としたデータを分析することで、従業員や施設などのリソースを効率的に配し、持って人口減少社会に始まる観光業の人手不足の問題の緩和を支援し。宿泊動向や消費傾向を分析することでより効果的なダイナミックプライシングを実現したりできます。


 [観光予報プラットフォーム」では、このような分析を、地域及び地域にある施設(特にホテルや旅館)が既に持っている国内外からの観光客の宿泊実績データなどを基に宿泊予測や属性等の分析を行います。結果、観光客のニーズをリアルタイムで捉えるデータプラットフォームをクラウド上で開発・運営しています。

このプラットフォームを用いることで地域の自治体や観光事業者が、高度なマーケティング知識を持たなくても、その地域・その施設の強みを把握して戦略的なプロモーションを展開することが可能です。単価アップの価格戦略やターゲットになる人達に向けた広告戦略、クーポンの発行なども可能になります。技術的にはAWSプラットフォーム上にPython React(Next.js)などを用いています。

ビックデータを活用いただくために考えていること

宿泊客や消費動向のデータを分析することで、その地域・施設の課題・問題に有効な施策の立案と実行を可能となります。しかし、地域や施設には多くのデータが蓄積されていますが、その活用方法がわからないというお声をよく聞きます。

私たちは、データの可視化だけでなく、継続的なデータの活用を高度なIT知識がなくても観光事業者・関係者が利用可能なプラットフォームの開発・運営を行っています。

実際のプラットフォームを利用される方からの意見や要望を基に、集積されたデータを効果的に活用するには、どのように可視化すべきかを考えます。データから業務課題をどう導き出すか、また集めるべきデータは何か?そのデータを集めるためにはどのように行えばよいか等、幅広く検討し、システムの概要を設計し、要件定義定めUI/UXを含む開発を行います。

単にデータを表示するだけでなく、データを活用して根本的な業務改善や地域の課題解決をしていただくことを目指し開発・運営を続けています。


観光ビッグデータ事業部でのやりがいは?

 自治体や観光事業者など多くのユーザーから直接フィードバックを得ながら、最新のビックデータ解析や機械学習などの技術を用いてビジネスや開発に取り組めます。すでに全国の多くの自治体で採用されており、NHKなどを始めとするメディアにも取り上げられています。自分たちの生み出したサービスが社会に役立っている様を実感できます。

例えば観光業界ではまだまだ、データを台帳(紙)やExcelなどを使って手作業で管理されていることが多いです。こうした紙やPCのExcel上に散在したデータをは集計を困難にし、データの管理や面接多難する、分析を困難にしていました。そいうした状況を我々は自治体・観光業者の皆さまからヒアリングをして、プラットフォームに自動もしくは容易に反映可能にするこででメンテナンスや管理・分析を可能にしました。   

結果、自治体・観光業者の皆さまも、これまで蓄積してきたデータの活用を大変喜んでいただき、プラットフォームを活用していただいています。その後も、地域全体でそのシステムを利用いただくに至り、我々が開発・運営しているシステム・プラットフォームが観光地をより活発にしているという実感が沸き、やりがいを感じています。

応募者の方へのメッセージ

観光ビッグデータ事業部(Engineer・Director・営業)メンバーとの合同ミーティング

ビジネスからエンジニアリングまで、メンバーが幅広い裁量を持った働き方ができます。そのため自身のキャリアアップやシステム開発に必要な設計〜保守まで一貫したプロセスを経験して身につけることが可能です。また、ビックデータの解析や、その実現のためのクラウドスキルを身につけることができます。さらには、自治体や観光事業者様と打ち合わせを重ねながら、タブレットやスマートフォンでのユーザーインターフェースの提供のためのUI/UXデザイン、SPAなどもスキルを活かし、学ぶ機会があります。

さらにはマーケティングや効果測定、機械学習など、ビッグデータの活用にあたっては様々なスキルやノウハウに触れる機会があります。

当社の「まだないものを、まだ届かないところへ」のテーマの基、観光の未来を一緒に創っていきたいとお考えいただける方に是非ご応募いただきたいです。

社内にある「観光予報プラットフォーム」パネル