HTTPの基本のご紹介

皆様こんにちは。t.i.でございます。

前回Webの基本のご紹介という記事を書きましたが、あれだけではちょっと易しすぎましたので、今回はHTTPについても軽く説明します。

HTTPについてのWikiPediaのページを見るとまた小難しいことが書いてあります。ここでは簡単にするために、

http://www.example.com/foo/bar.html

をブラウザで表示する際のことを考えてみましょう。実はこのURLは

http://www.example.com:80/foo/bar.html

というものと同じです。この:80の「80」はポート番号といいます。詳しいことはTCP/IPの説明が必要なので省略しますが、これは「www.example.comというマシンの80番の口」ということを表しています。口の番号(ポート番号)は0番~65535番まであるのですが、HTTPでは80番を使うことが暗黙的に決まっているため省略が可能なのです。
説明に戻りますと、

http://www.example.com/foo/bar.html
(即ち http://www.example.com:80/foo/bar.html )

は、

www.example.comというマシンの80番の口にある/foo/bar.htmlという情報

を表しています。
ブラウザにこのURLを入れてページが表示される際には、以下が実行されます

 1. ブラウザが、www.example.comというマシンの80番の口に接続する
2. ブラウザが、その接続を通して「/foo/bar.htmlをくれ」と要求する
3. www.example.comというマシンが、その接続を通してブラウザに情報(bar.htmlの中身)を返す

2の要求を具体的に書くと、例えば以下のようなものになります。

GET /foo/bar.html HTTP/1.0

ネットワーク的に接続し、上記の要求を出すことができるのであれば、ブラウザでなくてもbar.htmlの情報を取得することができるのです(例えばtelnet www.example.com 80で接続し、上記のコマンドを入力するなど)。

以上がHTTPの基本となります。基本ではあるのですが、あくまでも入り口の入り口になります。興味のある方は(しつこいですが)是非とも以下のページを御覧ください。初心者にも優しく、そして深い内容が沢山載っています。
3分間NetWorking http://www5e.biglobe.ne.jp/%257eaji/3min/index.html 

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