社内にGit環境を導入してみよう

皆様こんにちは。t.i.でございます。
社内にGit環境を導入したときの調査メモです。

1. はじめに

会社でGitを導入してみようと考えた時、観点が2つあると思います。

  • 料金

「これから導入しよう!」という利用実績が無い状態で予算確保は難しいですね。
privateリポジトリ(身内だけが利用できるリポジトリ)が無料で持てると、敷居が低いです。

  • 外部サービス利用有無

ポリシーで「コードは外に置いてはいけない!」という会社はあると思います。

今回は「とりあえず試してみたい。なるべく無料がいい」という観点で、有名なGitホスティングサービスとGitサーバアプリケーションをご紹介していきます。

2. Gitホスティングサービス (外部サービスを利用する)

料金:無料プランと有料プラン
備考:知名度No.1のGitホスティングサービス

あまりにも有名なので紹介には挙げましたが、無料でprivateリポジトリは保有できない&有料にしても月額制で安くはないで、今回の候補からは外れます。

料金:無料プランと有料プラン
備考:Atlassianが運営し、Atlassian製品との親和性が高い

5名までですがprivateリポジトリが無料です。

3. Gitサーバアプリケーション (社内サーバにアプリをインストールする)

料金:有料
備考:BitBucketと同じAtlassian製

10名までならば$10(買い切り。年額不要)と非常に安価で利用することが出来ます。

料金:無料(Enterprise Editionは有料)
備考:Ruby on Rails製。deb/rpmパッケージで簡単インストール

debやrpmを使える環境であれば直ぐに試すことが出来ます。

料金:無料
備考:Scala製。Javaさえインストールされていれば利用可能

java -jar gitbucket.warと実行するだけ(またはTomcat等へgitbucket.warをデプロイするだけ)で実行可能なので、非常に敷居が低いです。

4. まとめ

幾つか選択肢がありますので、一番自分に合うものを試してみましょう。
私のお勧めは、自分のPCで今すぐ実行可能なGitBucketか、無料でprivateリポジトリが利用可能なBitBucketです。

それでは次回をお楽しみに。 

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