要求事項の優先順位付け(狩野モデル)

Hです。

現場ではよく要求事項に関する議論が行われます。
大抵は要求事項に対する工数とリリース時期との兼ね合いで
取捨選択していきますが、必ずしもそれだけでは決められないですね。

要求を優先順位付けして、下記のような観点で要求を
「実現する」・「実現しない」を議論していくことがあります。

「あって当たり前、無いと不満」
「あれば満足、なければ不満足」
「あれば満足だけど無くても大丈夫」

「狩野モデル」と同じような分類ですね。
■狩野モデル-「品質とは」

魅力的品質要素:「あれば満足だけど無くても大丈夫」
一元的品質要素:「あれば満足、なければ不満足」
当たり前品質要素:「あって当たり前、無いと不満」

このモデルを利用して要求分析について説明している記事もありました。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/vstudio/hh765981.aspx

私たちとしてはまずは「当たり前」・「一元的」を担保していった上で
どれだけ「魅力的」なものを提供していけるか?
そういったところに「ITプロジェクト」支援を通じて
ビジネス推進をサポートする醍醐味があるのだと思います。

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