【No.41】いよいよリリース(リリース前の準備作業)

【No.41】いよいよリリース(リリース前の準備作業)

こんにちは、Hです。

今週末はいよいよリリース。
1年間かけて行ってきたプロジェクトもリリースされます。
私も近くのホテルに入って、臨戦態勢となります。

いや~、緊張しますね。
今日はそのリリースにあたってどんな準備作業をしてきたかを日誌に残してみます。

■リリース前の準備作業

みなさんの現場では、リリースにあたって準備すべき作業を一覧化していますか?

私たちの現場では、年間に3-4回のリリースがあるため、必ず準備すべき事項は一覧化して、
毎回のリリース準備作業で利用しています。

準備作業としては以下のようなものがあります。

■リリース内容の最終確認
・ジョブ登録申請・確認
・リリース対象資産の最終チェック

■本番検証の準備
・本番検証の対象機能の洗い出し
・本番検証チェックリストの作成
・本番時緊急連絡フローの作成
・本番検証用端末、入館、IDの申請
・本番検証リハーサル

■本番検証の確認・共有
・本番検証前の事前確認事項

■納品準備
・プロジェクト完了報告書の作成

こういったことを1つ1つきちんとするので、リリース当日はスムーズに入れます。

仮に別のプロジェクトで適用するとなった場合でもこれらの資料をベースに追加、取捨選択すればよいので
一から考えるよりはるかに効率的です。

ぜひみなさんの現場でも作成してみてください。

■関係者との連携に使っています

この作業一覧、もともとは自分たちのタスクの整理のために作成されたものですが、
関係者への連携項目一覧としても利用できるようになりました。

たとえば申請に関する作業であれば、別のチームから申請に対するお知らせが届きますが
それがなかなか届かないときにはその別チームに対して働きかけを行って、申請を促したりもできます。

本番検証においても顧客や他チームと連携することが結構あるので、事前確認作業として顧客や別チームに問い合わせることもできます。これを利用する以前も箇条書きベースで一覧化していましたが、顧客との意思疎通がとれていなかったりとリリース当日にあわただしくなることもありました。

■自発的にリリース作業が進む

なんといっても一番の効用はこれだと思います。

準備作業が一覧化されたことで、各チームが自発的にリリース準備作業を進めてくれるようになりました。各チームは開発作業の残りの作業も抱えているため、リリース準備作業はつい後回しになってしまい、最後の1週間で追い込みでするといったこともありました。

これですと詰めが甘く、当日に不備が見つかったりしていました。最近は3週間前から少しずつタスクをこなすようにしているので、かなり詰められています。多少予期したことと違っていても、その場の微修正で済みます。

またリリース準備作業の責任者をつけることで、各チームの作業が進んでいるか確認したり、促したりしてもらいます。

こういったことの積み重ねで準備万端の状態でリリース当日を迎えられていると思います。

■それでも何か起きる

それでも何か起きるのがリリース当日。

後は現場での判断となります。
「何か起きる」と心構えをしておけば、実際に何か起きた時の初動も早くなると思います。
実際、最近のリリースでも問題が起きた時の連絡フローが機能して、現場入りしたとたんにすぐに行動に移すことができました。

さあ、あとはリリースを待つのみです。

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