【No.50】ソフトウェアエンジニアリング読本

【No.50】ソフトウェアエンジニアリング読本

こんにちは、Hです。

みなさん、日々のプロジェクトは順調ですか?
私は今、プロジェクトの開始に向けた見積もりや計画作成にまい進中です。

要件があるようでなかなか煮詰まっていない中で見積もりをしたり、
WBSを作成したりしています。

WBSを作成していくときにはこれまで経験したプロジェクトのWBSを参照したり
顧客から提示された開発標準プロセスに従うことが多いと思いますが
時にはソフトウェアエンジニアリングの知識を見直して、作ってみるのもいいかもしれませんね。

今日はソフトウェアエンジニアリングに関する書籍の紹介です。

ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業

入門者向けの書籍です。
高知工科大学で行われたソフトウェアエンジニアリングの授業をまとめた書籍となります。
とっかかりとしては入りやすそうですね。

【書籍】ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業

知識ゼロから学ぶソフトウェアプロジェクト管理

体系立ててというよりはソフトウェアエンジニアリングのうち、現場で役に立つことを選別して記載してくれています。特に非機能要求の記述や少人数プロジェクトの推奨の話は「なるほど!」と思わず膝を叩いてしまいます。

その他にもアーキテクチャ設計やPMBOKなど、なかなか書籍には乗りにくい現場視点での話が役に立ちます。

【書籍】知識ゼロから学ぶソフトウェアプロジェクト管理

実践ソフトウェアエンジニアリング

ソフトウェアエンジニアリングの総合的な入門書であり、実践的な知識をまとめた書籍であり、開発組織が守るべきガイドです。かなりの厚さで読みごたえがありますが、基本的な知識に加えて、プラクティスや豊富な参照書籍が乗っています。

工程の進め方や今一度、基本に立ち返りたいときにそばにあるとうれしい一冊ではないでしょうか。

【書籍】実践ソフトウェアエンジニアリング

ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系―SWEBOK

ソフトウェアエンジニアリングの基礎知識体系であるSWEBOK(Software Engineering Body of Knowledge)の概説書です。知識体系を下記の10項目に分けてそれぞれの目的・構成を説明しています。
・ソフトウェア要求
・ソフトウェア設計
・ソフトウェア構築
・ソフトウェアテスティング
・ソフトウェア保守
・ソフトウェア構成管理
・ソフトウェアエンジニアリング・マネジメント
・ソフトウェアエンジニアリングプロセス
・ソフトウェアエンジニアリングのためのツールおよび手法
・ソフトウェア品質

私自身は上記の本は読んでいないので、この後購入してきちんと目を通しておきたいと思います。

【書籍】ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系―SWEBOK

迷ったときは基本に忠実に

プロジェクトの中では様々な計画や開発手順など求められるシーンがあります。
これまでの経験や他のプロジェクトを参照するのは一番近道の手順だと思いますが
きちんとした知識を身につけたうえで利用するのと、ただ真似するのでは
実行時に大きな違いとなって表れると思います。

また一朝一夕では身につかないことなので、継続的に取り組むのと身についてくると
とてもよい財産になるのではないでしょうか? 

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