おくればせながら。明けましておめでとうございます。

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本年もよろしくお願い致します。
 弊社は1月が期ですので第5期ももう直ぐ完了です。
 御蔭さまで、本年度も売上の目標を達成することができ社員も順調に増えた次第です。
 これも、ひとえに取引のあるなしに関わらず、様々な面で御指導御鞭撻を頂いた次第です。誠にありがとうございます。
 今年は従来からの高品質なITシステムのコンサルティング並びに開発能力に加えていままで蓄積をし続けた業務システムのノウハウを生かし、パッケージソリューションの開発・提供に力を入れて行きたいと考えています。
 早速ですが、1月15日弊社事務所におきましてITテクニカルセミナーを開催させていただきます。弊社から2講座、ヌーラボ様から1講座、サン・マイクロシステムズ様から1講座。いつものように無償とは思えない内容ですので是非お誘いあわせの上御来場をお願いいたします。
 さて、今年は個人的にお正月はクアラルンプールに・・・
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 さて、今年は個人的にお正月はクアラルンプールにおりましたがアジアの経済発展・インフラ整備は非常に進んでいることを実感いたしました。
 市内は都市鉄道とモノレールで移動するのですが、そのチケットシステムなどを見ていてもICではないものの、磁気カードでの運用が既に行われていて、インターフェースを変えるだけで、非常に容易にICなど日本で使っているインフラがそのまま利用できると感じました。学生のころ北京にいた時には、電力の供給すら安定せず、コンピューターシステムをインフラにする以前の問題だったこに比べるとこの10年は、凄まじい発展を遂げたことがよくわかります。。
 すでにアジアは日本との差はほとんどなくなってきているように感じました。もしかしたら数年後には、アジアの各都市において、日本より進んでいるものだらけになって旅行に行く時には、驚きをもって見て回る事にあるのではないでしょうか。
 われわれのソフトウェアの開発業界でも「オフショア」という海外で低コストでソフトを生産する方法が既にかなり一般的に用いられています。が、それほど先でない未来に、日本がオフショアを「されるがわ」に回るのではないでしょうか。
 「人件費の安く、ITスキルの高い日本で安く中国やインドのシステムを作る」というビジネスが当たり前になる日も来るかもしれません。
 昨年まで、技術者は圧倒的な売り手市場で、開発リソースを持っているだけでビジネスが成立していました。しかし、リソースという意味でのIT技術者はすでに価格競争の時代に入っています。今後は、上記のように他の国よりどれだけ安く作れるかなどが企業・技術者双方の重要な命題になっていってしまいます。
 もちろん、IT技術力なども重要ですが、ことビジネスの世界ではその技術力が最終的にコストに帰らなければなりません。よって、高い技術力をシステム開発の売りにするのであれば、最終的な顧客からは、その高い技術力のおかげで低コストにソリューションを提供できないとならないことになります。
 投資の少なく参入がしやすいこの産業は、容易に国際競争にもさらされる運命にあります。そのことがいい意味でもIT産業の急速な発展を進めてきました。結果、我々はこれからいよいよ現在製造業が晒されてきた国際競争に突入する時代がきます。いや、すでに晒されてきましたがこれからはより顕著になってきます。
 IT技術者であれば年収を、開発リソースを持っている企業であれば売り上げを確保できた時代が終わりを告げていこうとしています。
 ただ、国際的に非常に認められていて国際競争力もあり世界シェアも高い特定の製品を作る優秀な中小の製造業もたくさんあります。我々も、IT産業も同じように付加価値や特性を身に付けて生き残っていく必要があるでしょう。
 また、もうひとつチャンスは、結果として各国が経済力・競争力をつけるに従って技術力の差と同時にコスト差も縮んでいっていることです。
 経済発展に伴う、各国のクリーピング・インフレーションは結果として自然と日本の国際競争力を高めていっています。
 後ろ向きな意味ではなく、我々にとって、そういった国々からの「逆オフショア」が本格的にビジネスとなるかもしれません。
 いずれにせよ、会社として業務ノウハウなどの付加価値と、技術力などによる「効率性」の双方を高めつつ、それらを製品という形にして国際競争にも生き残れるように企業として努力をしていきたいと考えています。
 同じように社員にも、開発リソースとしてのIT技術者でなく、ビジネスの能力からマネジメントなど付加価値をより高めていくような教育・組織づくりを行っていきたいと考えています。
 今年もよろしくお願い致します。

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