Backlog APIの活用で時間管理も効率化

はじめまして、Backlog助っ人サービス担当の金田です。
皆さんからのご依頼やご相談に対応しております。以後、お見知り置きください。
今後もこのページを通してBacklog APIの活用方法などをご紹介していければと思います。

さて、今日は弊社内でのBacklog API活用事例をご紹介したいと思います。
弊社ではBacklogをはじめ、Slack※1.やToggl※2.などの各種サービスを利用しております。
それぞれのサービスは便利なのですが、例えばBacklogへの作業時間登録が漏れてしまったり、
Togglをいちいち開いたりするのが面倒だったりという課題を抱えていました。
皆さんの周りでもそういったことが多いのではないでしょうか?

そこで、我々はメンバー間でコミュニケーションをとるために毎日必ず起動するSlackを利用すれば課題解決に役立つのではと考えました。
ポイントとしては、
・Slackだけで済むので、各サービスを開いて記録してという手間が省ける
・入力を一元化することで、サービス間の記録の齟齬や漏れを防げる
・定型的なコマンドを入力するだけなので、手軽

といったところでしょうか。

という訳で今回はAWS※3.を中心として、Slackへの簡単なコマンド送信でTogglとBacklog同時に記録できる仕組みを作ってみました。
ここでは個々の細かい技術については触れませんが、構成としては下図の通りです。

アプリケーション構成図

Slackから下記のようなコマンド発行すると、Togglの時間記録が開始されます。

/wokinghour start {Toggl上のプロジェクト名} {Backlogの課題キー} {作業内容}

終了時は同様に、下記のようなコマンドを発行します。

/wokinghour stop {Toggl上のプロジェクト名} {Backlogの課題キー} {作業内容}

するとToggl上で開始済みの時間記録は停止され、指定したBacklogの課題に経過時間が記録されるという仕組みです。
この仕組みによって、徐々にではありますが記録漏れも減り、様々なサービスを開いておく煩わしさからも解放されつつあります。

以上が弊社内でのBacklog APIの活用(と、各種サービス連携)の事例でした。
もしこのような仕組みの導入にご興味をお持ちいただけましたら、問い合わせフォームよりお問い合わせください。
弊社では元々Slack、Toggl、AWSを利用していたのでこうした仕組みとしましたが、
利用するツールやその組み合わせについてはご相談に応じます。
また、弊社はAWSのコンサルティングパートナーとしての認定も受けておりますので、
AWSを利用してのソリューションについてもお気軽にご相談ください。

※1. Slack Technologiesが提供する、チームコラボレーションツール(またはビジネスチャットツールとも呼ばれる)。
※2. Toggl OÜが提供する、タイムトラッキング(時間管理)ツール。
※3. Amazon.comが提供する、クラウドコンピューティングサービス。

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