第7回ITテクニカルセミナーレポート

第7回ITテクニカルセミナーレポート

 2006年9月6日、第7回技術交流会を開催し、多くの方々に参加いただきました。今回は、弊社オフィスでの開催だったこともあり、堅苦しくなく、率直に意見交換のしやすい場をご提供できたのではないかと思いますが、参加者の皆様、いかがだったでしょうか?
  オープントーンでは、システム開発に携わる技術者同士が情報を交換し、お互いの成長を磨き合える場として今後も技術交流会の開催を継続していきます。参加資格は「興味があること」だけですので、次回におきましてもよろしければ多くの方に参加いただきたいと思います。

講演内容

クライアント認証を使ったJavaアプリ開発の実例紹介

 判っているようでイマイチ判らない・・・そんなPKIをもう一度!!PKIには、公開鍵、秘密鍵、証明書、X.509、PKCS12など、いろいろな用語がありますが本当に理解しているか、実装にどう紐つくかはイマイチナゾ。 個人情報保護, ISO, SOX・・・アプリケーションとセキュリティの関係は深まるばかりです。システム構築は任せてください・・・セキュリティはちょっと。。。 などというのは最早通じません。トータルに提供するために。もう一回、様々な技術を学びなおしましょう。

  • 当日の説明資料(PDFファイル 362KB)
  • サンプルコード
  • ※.上記の資料は技術交流の意で公開するものであり、商用利用など個人的な目的以外での利用はご遠慮ください。
     また、内容については一切責任を負えませんのでご注意ください。
いまから速効! 携帯Javaアプリ開発

 携帯ではほとんど完全にWebアプリが利用可能になってきています。さらには携帯自身の機能はどんどん拡張され、低コストの業務端末としても使われ始めています。 従来のBtoCだけでなく、エンタープライズアプリケーションにも広がりを見せ始める携帯。
しかし、その上での実装は意外に関わる機会が少なく踏み出せないのが実情です。 ここで、基礎を身につけ、顧客に提案可能になってしまいましょう。「構内用ハンドターミナル???そんな一台あたり何十万もかけなくても、携帯で実現できますよ。」そんな時代は直ぐそこです。

組織成熟度レベル1(一番下)的プロジェクトマネージメントからの脱出

 プロジェクトマネジメントは、大規模・大人数の開発プロジェクトだけでなく、小〜中規模の開発プロジェクトにおいても、その成否を左右する重要な役割の一つであることは確かです。しかしながら、残念なことに、いまだ個人の資質に頼った(言い換えれば成功するか失敗するかその人次第)プロジェクト運営が行われているケースが多数のようです。今回は、小〜中規模の開発部隊またはプロジェクトにあって、ISO, CMMI,PMBOKなどを活用して、どのように組織的なプロセス改善を行い、組織としての総合力を高めていくかについて、事例やキープラクティスの説明を織り交ぜながらお話ししたいと思います。

セミナーとセミナー後の懇親会の様子