■[2009/08/06] 「作品」に銘を入れたい

 たとえば、映画のように、エンターテイメント系のソフトですと、しばしば「スタッフスクロール」というのが出てきます。プログラミング誰々、プロデューサー誰々・・・果ては宣伝から営業まで。
 しかし、業務系のシステムやアプリケーションには殆ど、「スタッフスクロール」が出てきません。
 実は私はこれを非常にさびしく思っています。

 世間のみなさんにはわからないところで、よく業務系システムではプログラミングのヘッダーにAutherというのが書いてありますが、これは単に開発の際に問題や問い合わせのトラッキングに便利なように「どこどこ社の誰々が書きました」と書いてあるだけです。
 無論、ソースのヘッダーやフッターあるいは構成管理ツールの中にのみ残りますのでご利用されているいわゆる「世間一般」の方から見える事はありません。

 これにはいくつかの理由があり、最大の理由はセキュリティと著作権と言われています。
 たとえば預金システムの設計者が分かれば、その人を締め上げて、、、、という「可能性がある」と業界では言われてきました。
 実際に現在のシステム開発にかかわっている人々は知っていますが、そういう社会的にミッションクリティカルなシステムの場合、あまりに大き過ぎて、一人ひとりの技術者のかかわれる範囲は非常にせまく限定的です。その上、1個人が一言漏らしただけでセキュリティに懸念が生じるようなシステムは使い物にならない・・・ことは周知の事実です。

続く・・・

[つづきを読む・コメントを書く...]
2009/08/06 - 16:35:32 - sato - コメントはありません。 - Trackbacks(0)

■[2008/10/01] 仕事は「片付け」てはいけない

 はてさて。社内で打ち合わせをしていて、ある言葉に妙な違和感を覚えたので分析してみました。
 それは「忙しくて仕事が片付かない」という社のSEの言葉でした。
 さて、なにに違和感を覚えたのかといいますと、仕事が片付かないことはマネジメントの問題なのか、あるいは効率の問題なのか・・・云々の話ではありません。
 もっと土台のことです。
 ちなみに、その場で以下のような指摘をすると「きょとん」(ええ?そこ?)という感じになってしまうと思いますので、後で思ったことをブログに書いてみました。

 さて私がなにに引っかかったかといいますと。
「あれ?仕事って片付けるものだっけ?」という点です。
確かに事務や手続きなど「片付ける」仕事もたくさんあり、それらも大切な仕事です。でも本来われわれソフトウェア産業というか「モノづくり」に携わる者にとって仕事とは「片付ける」モノではなくて「生み出す」「積み上げる」モノではないでしょうか。

 つまり、ユーザーにとって良いソフトウェアやシステムそのものを創造し提供する。そして生み出されたものは使われて、さらなる創造を産む。
 結果として仕事は片付く(減る)ものではなく。むしろ段々成長(増えて)していく・・・
 もちろん顧客はその価値を、より享受して成長していく。たとえばECサイトを構築すれば追加の要望が発生し、答えるたびに売り上げが伸びたり。あるいは、業務システムであれば、業務改善が進み別の業務にもシステムの領域を広げてほしいと依頼されたり。
 というのが本来の仕事のあるべき形かなあと。

 「仕事を片付ける」という発想で顧客に向き合うと考えてみましょう。
 必然的に時間とコストがイコールのわれわれの業界は「よいサービスを提供するか?」よりも「いかに低コストで短い時間で済ますか?」つまり「いかに顧客に文句を言われない程度でおさらばするか?」というとても貧しく、そして情けない発想になってしまうと思います。

 なので「仕事を片付ける」という発想でプロジェクトに向き合ってはいけないなあ。と思いました。

 ちなみに「プロのSE」を自称する多くの方に「いかに顧客に文句を言われない程度で早くおさらばするか?」という貧しい発想をよく見ます。それが「かっこいいプロの姿」と勘違いしている場面もよく見ます。(契約書の通りに仕上げたぜ。文句ないだろう?2度と連絡はなしだぜ!見たいな。)
 私むしろ社員には「御客に何度も呼び出されるような心から信頼されるプロ」であってほしいなあと思います。尤も1管理者として無償奉仕はNGですが。(笑)
2008/10/01 - 18:18:37 - sato - コメントはありません。 - Trackbacks(0)

■[2006/09/04] システムの質ってなんだろう?

よく顧客に「弊社は数より質で商いをしております。」と話すことがおおい。
 改めて考えると「質」ってなんだろうか?

 そもそも「システム開発リソースの質」と「システムの質」は別のものである。システムの質とは完成し、稼動するシステムの高機能性や効率性、速度などをさしている。対して我々述べる「システム開発リソースの質」とは結局のところ人数で勝負するより我々のいう質を頼りにしたほうが「早く、確実に、良いものが出来る」と述べているに過ぎない。

[つづきを読む・コメントを書く...]
2006/09/04 - 11:34:55 - sato - コメントはありません。 - Trackbacks(0)

■[2006/09/04] ドキュメントって何だろう

システム開発プロジェクトにおいてドキュメントは重要な成果物である。もし本当にプログラムだけを納品すればいいプロジェクトがあれば、コストは半分で済む・・・とおもう技術者も多いはず。

 しかし、ドキュメントは絶対に必要なのである。

 何のためにドキュメントがいるか?
通常よく言われるのが「保守のため」「品質管理のため」「要件・仕様の管理のため」である。


[つづきを読む・コメントを書く...]
2006/09/04 - 11:33:41 - sato - コメントはありません。 - Trackbacks(0)

■[2006/09/04] なぜアジャイルがいいと思うか。

それは「本当に欲しいアプリケーションは誰にも分からない」からである。
システムは通常、要件定義、外部設計・・・といったプロセスを経て作成される。
そのときに、先に「設計」をおこなうわけだが、ここで厄介なのが「ソフトウェアは見えない」事である。
 さらにBPRまで含むと、もうどうしようもない。
 改革後のビジネスプロセスはまだ誰も未体験なのだから。

[つづきを読む・コメントを書く...]
2006/09/04 - 11:29:29 - sato - コメントはありません。 - Trackbacks(0)